カラオケでフランス語シャンソンを歌う時のポイント
カラオケのカタカナルビについて
カラオケに入っているフランス語シャンソンには、原詞の下にカタカナルビがついていますが、本サイトのルビのように出来るだけ正確な発音をめざす工夫はしてありません。
時には相当かけ離れたルビがつけられていたりします。原詞の表記が間違っている場合もありますので、フランス語歌詞を見ながら歌う場合にも注意が必要です。
カラオケで歌う場合にも、いつも練習に使っている本サイトのルビつき歌詞シートを見ながら歌うことをお勧めします。もちろん、それまでに完全に暗記してしまえば必要ないことですが。
カラオケで歌う時のキー(音の高低)について
特に男性の歌を女性が歌ったり、女性の歌を男性が歌う場合には、キーが大きく違うことが多いので調整が必要です。いつも Karafun などで自分のキーに合わせて練習している方は、上下にいくつ半音で上げ下げしているのかメモをしておけば、カラオケでも同じ設定をすればOKです。
YoutubeやAmazon Music などで、自分のキーではないけれど無理して練習していた方は、おおよその目ぼしをつけて調整して歌ってみて、さらに上げ下げが必要だと感じたら、状況が許すならもう一度調整し直して歌ってみるか、メモしておいて次回に調整して歌ってみましょう。
男声と女声では約1オクターブ違うので、同じキーで歌える場合もあります。私の場合はほぼアルトの音域なので、高めの声の女性歌手の歌は1つから3つ位キーを下げています。
男声歌手の歌の場合は、例えば Yves Montand イヴ・モンタンのカラオケ「Le temps des cerises さくらんぼの実る頃」を歌うときは3つキーを下げます。曲によっては6つ位下げることもあります。逆にキーを上げると伴奏の音域が高すぎてしまうので、下げることの方が多いかもしれません。
女性歌手でも私の大好きな Juliette Gréco ジュリエット・グレコの場合はかなりの低音なので、2つから4つ位キーを上げないと歌えません。
歌手によって、歌によって様々なキーがありますが、貴方にピッタリのキーを見つけていきましょう。自分にぴったり合ったキーで歌うことは、上手に歌うためのとても重要なポイントです。
自信を持って歌いましょう
フランス語で歌い始めたばかりでまだ発音に自信がないときでも、練習した通りにハッキリと発音して歌いましょう。多少間違えても大丈夫。だって聞いている人たちはフランス語がほとんど分からないのですから。
実はこれがフランス語でシャンソンを歌うときの最大のメリットなのです。ですから、まるでフランス人になった気持ちで、ちょっと間違ったかな、と思っても堂々と歌ってみましょう。回を重ねるごとにフランス語で歌うことに慣れていきますし、発音もどんどん上達していくので自信もついてくるでしょう。
カラオケに入っているフランス語シャンソン曲リスト
カラオケDAMに入っているフランス語シャンソン曲の中で、本サイトでご紹介している曲のリストです。
(JOYSOUNDについては調査中です)
入門曲はすべてカラオケに入っています。そのほかの曲については、各曲紹介ページでもご案内しています。
- カラオケで歌ってみよう
- フランス語でカラオケができる Karafunカラファン
- ピアノ伴奏で歌ってみよう
- シャンソンを習おう