いつでもどこでもフランス語で歌えるカラオケ「Karafun(カラファン)」
Youtube や Amazon Music 、Spotify などで探せば、ほとんどの曲を聴くことができますが、自分のキーより高すぎたり低すぎては、一緒に歌って練習しようにもなかなか大変です。
そんなときには「Karafun(カラファン)」が大活躍します。フランスに本社のある Karafun は、英語のポップス、ジャズなどを中心に、フランス語の名曲シャンソンや最新のフレンチポップスを始め、イタリア語のカンツォーネその他、数ヶ国の歌のカラオケを提供するツールです。
スマホやタブレット、PCで再生が出来て、ネット環境があればいつでもどこでも使えます。自分の好きな歌は「Favorites」にキープしておくことができるので、歌いたいときにすぐに歌えます。
「Offline」にダウンロードしておけば、ネット環境がなくても、いつでもどこでも歌うことができます。
最近歌った曲は「History」に表示されるので、繰り返し練習するときにはすぐに呼び出せて便利です。
英語の歌が一番多いですが、フランス語の歌だけでも6,550曲以上あり(2022年8月時点)、最近のリリース曲も含めて毎月収録曲数が増えているので、貴方が歌いたい曲の大方はカバーしていると思います。
英語の歌もたくさん歌える Karafun
英語の曲は36,000曲以上入っているので、英語の歌なら歌えるというメンバーにも大歓迎されて、カラオケパーティーも大いに盛り上がること間違いなしです。
ちなみにドイツ語の歌は2,300曲、イタリア語は710曲、スペイン語が1,750曲、オランダ語が630曲と、現時点で48,000曲以上が収録され、日々増えています。
最近「Vote(投票)」というシステムが追加され、今は収録されていなくても候補曲になっていれば、投票することで収録が早くなるようです。
アーティストによっては著作権の関係で収録されにくい場合もあるようで、以前は1曲もなかったBarbaraでしたが、ようやく「L’aigle noir黒い鷲」がアップされたりしています。
原曲アーティストの歌も聴ける Karafun
Karafun の優れている点の一つが、単なる伴奏音源だけのカラオケではなく、ほとんどの曲が原曲のアーティストの歌と伴奏音源がそのまま聴けることです。Youtube などで探すことなく原曲を聴くことができるので、普通に音楽再生用として聴くという活用法もあります。
年代の古いものなど一部の曲は別の歌手が歌っていますが、その場合も原曲と同じキーで歌っています。
アーティスト名で検索すると、人気のある歌手なら何曲もアップされているので、順に聴きながら気にいった曲を見つけることもできます。私はこの方法で素敵な曲にたくさん出会ってレパートリーを増やしています。
ポピュラーな曲ですと、さまざまなアーティストのバージョンがあるので、聴き比べて自分に合うアレンジの曲を選ぶこともできます。
初めは元歌を聴きながら、一緒に歌って覚えていき、大体歌えるようになってきたら「Vocal」の音源を小さくしたり、OFFにして、完全なカラオケスタイルで歌うというのが基本的な活用法です。
キーやテンポを調整して歌える Karafun
キーも上下に半音で6つずつ変えることができるので、いろいろ試しながら自分にピッタリのキーを見つけることができます。
テンポも50%まで速くしたり遅くすることができるので、歌詞やメロディを覚えるまではゆっくり再生して、徐々にテンポを上げていくこともできます。
歌う曲を「queue」に入れておけば、1曲ずつ再生しなくても続けて歌うことができます。同じ曲を何回か続けて入れておけば、いちいちバーを戻さなくても繰り返し練習ができて効果的です。
いろいろな曲を順に「queue」入れておくこともできるので、一人でカラオケ三昧もできますし、友人たちとのカラオケパーティーにも大活躍します。
Karafun 活用で一気に歌唱力アップ
私は家事をしながら聴いて一緒に歌ったり、電車に乗っているときなどもずっとイヤホンで聴きながら口パクで歌っています。コロナ対策でマスクをしていると、不審に思われることもありませんから助かっています。
何回も何十回も聴きながら一緒に歌うことでいつの間にか歌詞を覚えていきますし、何よりもフランス語の発音とヒアリング力がどんどんアップしていきます。
使用料は毎月10ドル程度のサブスクシステムですが、いつでもどこでも歌いたいときに一流の伴奏で歌えることで、シャンソンのみならず、英語でジャズやポップスを歌う方々にも最適なお勧めツールです。
私自身、Karafun を使い始めてから、気軽に新しい歌に取り組めるようになり、歌えるようになるまでのスピードが大幅にアップしました。
3年前にシャンソンを歌い始めた頃は20曲くらいだったレパートリーが大きく広がり、今や一応歌えるようになった曲は200曲以上になりました。
戦前戦後から現代まで、シャンソンの世界には何しろ素敵な曲がたくさんありすぎて、これも歌いたい、あれも歌いたい、とチャレンジしてきましたが、これからは自分に合った選び抜いた曲を中心に、歌詞を完全に覚えて、表現力を磨いていくことが目標です。
そのためにも、今や Karafun は私にとってなくてはならない存在になりました。
Karafun の導入方法から使い方、活用方法まで、以下の記事で詳しくご紹介していますのでご参考になれば幸いです。(以下編集中です。もうしばらくお待ちください)
Karafun のインストール方法
Karafun の使い方
Karafun の活用方法
- カラオケで歌ってみよう
- フランス語でカラオケができる Karafunカラファン
- ピアノ伴奏で歌ってみよう
- シャンソンを習おう