Nuages 雲

Lucienne Delyle ルシエンヌ・ドリルの『Nuages 雲』

 

夕暮れの駅

ゆっくりと動きだす列車

窓の向こうで

彼女も、家も、屋根も、遠ざかっていく

私が愛したものすべてとともに

流れゆく雲が悲しい別れを告げている

 

Lucienne Delyle リュシエンヌ・ドリールが歌う 『Nuages 雲』は、そんな静かな別れの情景を描いた曲。

実は、ジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトが作曲したインストゥルメンタル曲に、あとから歌詞がつけられた作品です。

メロディーに言葉がついて、美しい別れの物語になるまでの秘話を、ご案内いたしましょう。

 

 

『Nuages 雲』ってどんな曲?

 

★作詞  Jacques Larue ジャック・ラリュ

★作曲  Django Reinhardt ジャンゴ・ラインハルト (1940年)

★歌  Lucienne Delyle リュシエンヌ・ドリール

★発表年  1942年

 

 

雲のように消えてゆく恋の終わりを、静かに歌った曲です

 

 

 

歌詞はこのような内容です

 

夕暮れの中を

列車がゆっくりと走りだす

プラットホームに立つ

彼女がふるハンカチが

遠ざかっていく

 

窓ガラスに映る景色は

まるで夢のよう

彼女の家の灰色の壁も

長くのびていく夕日の中で

地平線へと消えていく

 

青い屋根の上に広がる雲が

通りすぎながら

まるで悲しい別れを告げているよう

 

そして私が愛したすべてのものが

列車がカーブを曲がり

煙が流れると

永遠に消えてしまう

 

熱い思いを抱いて

いつか愛に出逢えると信じて

人は美しい夢を見る

 

けれども、嵐がその幸せを奪い去って

美しい恋物語は終わりを迎え

悲しみが心を強く締めつける

 

夕暮れの中を

列車がゆっくりと走りだす

プラットホームに立つ

彼女がふるハンカチが

遠ざかっていく

 

窓ガラスに映る景色は

まるで夢のよう

彼女の家の灰色の壁も

長くのびていく夕日の中で

地平線へと消えていく

 

青い屋根の上に広がる雲が

通りすぎながら

まるで悲しい別れを告げているよう

 

そして私が愛したすべてのものが

列車がカーブを曲がり

煙が流れると

永遠に消えてしまう

 

 

『Nuages 雲』の歌詞の意味と音楽の魅力

 

列車の窓外に流れる、映画のような別れの情景

歌の舞台は、夕暮れの駅。

列車がゆっくりと動きだし、ホームでハンカチをふっている彼女の姿が、少しずつ遠ざかります。

窓ガラスに映し出されるのは、流れていく景色。現実なのに夢のようです。ふと気づくと、灰色の壁の家も、青い屋根も、遠くなる空に溶けていきます。

「さようなら」と声に出す場面はありません。列車が走りつづけるにつれて、別れは少しずつ本当になっていく。時間がゆっくり流れる感じが、聴き手にも伝わってきます。

 

流れゆく "雲" が告げる悲しいさようなら

タイトルの "雲" が登場するのは、青い屋根の上です。

細長くのびた雲が、通りすぎながら、別れを告げているように見える――。雲は、ただの風景ではなく、去っていく人の気持ちを、代わりに伝えてくれる存在です。

雲は手でつかめません。形を変え、いつのまにか消えてしまう。恋や思い出も、少し似ています。

雲は、過ぎ去ってしまった時間や、恋の儚さを感じさせる象徴なのです。

 

"愛したすべてのもの" が消えていく

この歌でいちばん大切な言葉は、"すべて" かもしれません。

消えていくのは、恋人だけではないのです。二人で過ごした家、街、景色、思い出。自分が愛した世界まるごとが、遠ざかっていきます。

そこに、列車が「カーブを曲がる」という動きが重なります。カーブを曲がれば、駅も家も、視界から消える。その具体的な動きが、別れを「もう戻れないもの」に変えるのです。

 

"私" の歌から "人は誰でも" の普遍的な歌へ

ここで使われるのは、フランス語の「on オン」という言葉。「人は」「私たちは」と、広い意味をもつ便利な言葉です。

「いつか愛に出逢えると信じて、人は美しい夢を見る。けれども、嵐がその幸せをさらっていく」

この「嵐」は、本当の天気ではなく、突然おとずれる不幸や、別れのたとえ。

ひと組の恋人たちの話が、「誰の人生にも起こりうること」へと広がっていく。この曲が、80年以上たった今も、心に響いてくる理由がわかります。

 

ジャズとシャンソンが美しく融合した曲

『Nuages』は、シャンソンとジャズのあいだにある曲。ゆったりしたテンポに合わせたのびやかなメロディーが、夕暮れどきの空気のように流れていきます。

構成は、【ルフラン → 「人は~」の語り風のパート → もう一度ルフラン】。最後に最初の景色へもどることで、もう一度、過去をおいて列車が遠ざかっていくような余韻が残ります。

ドリールは、やわらかい声で丁寧に、感情を抑えた表現で、悲しみを消えていく景色に替えて、ただ静かに歌いあげます。

 

 

ジャズから生まれた名曲『Nuages』誕生秘話

 

伝説のギタリスト ジャンゴ・ラインハルト

 

もとはメロディーのみのジャズの名曲

『Nuages』を作曲したのは、フランス・ジャズを代表するギタリスト、Django Reinhardt ジャンゴ・ラインハルトです。

1940年、彼は自分のグループ Quintette du Hot Club de France フランス・ホット・クラブ五重奏団のために、この曲を書きました。フランス国立図書館には、1940年10月の最初の録音の記録が残っています。

ところが、ジャンゴは出来に満足せず、同じ年の12月にもう一度録音します。

こちらは、クラリネットが加わって、ゆったりと幻想的な雰囲気に。今よく知られている『Nuages』のイメージは、この録音につながっています。

 

メロディーに言葉がついて、別れの物語が生まれる

インストゥルメンタルの『Nuages』は、大ヒットしました。この人気が、歌詞をつける流れにつながりました。1942年、作詞家のジャック・ラリュがフランス語の歌詞を書き、リュシエンヌ・ドリールが歌います。

ジャズの曲がヒットして、あとから歌詞がつき、シャンソンになる。ちょっと珍しいコースです。

同じメロディーでも、うける印象は変わります。ジャンゴの演奏では、聴く人が自由に景色を想像できますが、ドリールの歌では、「別れ」という物語がはっきりと見えてきます。

ジャンゴが風景を描き、ラリュの歌詞で物語が生まれ、ドリールの歌声で新たな息吹をあたえられた。そんな三人の合作が『Nuages』なのです。

 

戦時下のパリで流行したジャズ

『Nuages』が生まれた1940年は、フランスがドイツ軍の占領下にあった時代です。

当時のパリでスウィングは、若者たちが厳しい現実をひととき忘れられる音楽でした。ジャンゴは、その時代を象徴する存在です。

そんな歴史を知らなくても、「大切な人が去っていく」という気持ちは、時代も国もこえて、そのままシンプルに伝わってきます。

 

フランス語から英語へ、旅をつづけるメロディー

『Nuages』は、その後も世界中で演奏されました。

1946年には、Spencer Williams スペンサー・ウィリアムズが英語の歌詞をつけて、『It's the Bluest Kind of Blues』というタイトルで、米国のジャズシンガー Peggy Lee ペギー・リーによって録音されています。

ただ、フランス語歌詞とはまったく異なり、「彼女が歌うのは、まるで優しい子守唄のように、僕の可哀想な心を揺さぶるブルース~」と、心に残る感動的なメロディーを描写するような内容になっていますが。

ジャンゴのジャズ ~ フランス語のシャンソン ~ 英語のジャズ・ヴォーカル。言葉が変わっても生きのこる。メロディーそのものが大きなパワーを持っているのは、名曲のあかしです。

 

 

Lucienne Delyle リュシエンヌ・ドリールのプロフィール

 

 

薬剤師の勉強をしていた少女が、歌手になるまで

1913年4月16日にパリで生まれた Lucienne Delyle  リュシエンヌ・ドリール(本名  Lucienne Delache  リュシエンヌ・ドゥラッシュ)は、若くして両親を亡くし、薬局で働くための勉強をしていました。

けれども、心をひかれていたのはシャンソン。アマチュアとして歌いはじめます。

転機は1939年。ラジオの新人発掘番組に出て、音楽関係者の目にとまります。司会は、のちにシャンソン界の大物となる Jacques Canetti ジャック・カネッティ。ジャック・ブレルの『La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ』の記事にも登場する人物です。

彼女は、ラジオ番組 「Le Music-hall des jeunes(若者たちのミュージックホール)」 に呼ばれ、プロへの道を歩きはじめました。

 

1939年デビュー ―― 哀愁のワルツで人気者に

同じ1939年、レコード録音もスタート。初期の代表曲が、『Sur les quais du vieux Paris パリの古い岸辺で』です。ロマンティックなワルツで、たちまち人気になりました。

当時の彼女が得意としたのは、哀愁のワルツ、ミュゼット、恋の歌、パリの庶民の歌、別れや郷愁の歌。

派手に歌いあげるより、言葉を大切にして、静かに気持ちを伝える歌い方で、「好きだった人との別れ」「遠ざかる街」「昔の恋」といったテーマと、ぴったり合っていました。

 

エメ・バレリとの運命の出会い

1940年ごろ、トランペット奏者でバンドリーダーの Aimé Barelli エメ・バレリ と出会います。バレリは、彼女の恋人となり、音楽活動の大切なパートナーになりました。

二人は、のちにデュエットも歌います。ドリールの音楽には、ダンス音楽やジャズが、少しずつまざっていきました。

 

1942年、二つの代表曲

ドリールにとって1942年は、特別な年です。

『Mon amant de Saint-Jean サン・ジャンの恋人』 と 『Nuages 雲』。この二曲が、彼女の代表曲になりました。

『Mon amant de Saint-Jean』は、ミュゼットにのせた、パリの庶民の恋のワルツ。『Nuages』は、ジャズの香りがする、夕暮れの別れの歌。

表情は正反対ですが、どちらにも流れているのは、過ぎ去った恋や時間への、静かな哀愁。そこが、ドリールの魅力です。

 

1950年代――イメージを変えて、明るい歌へ

1950年代、フランスのポピュラー音楽のスタイルが変わっていきます。

ドリールも、髪を短くし、髪の色を変えて、現代的な姿に。歌も、悲恋や郷愁だけでなく、明るく軽快な曲へと広がりました。当時のヒット曲です。

『J'ai rêvé de vous(君の夢を見た)』(1950)

『Ça marche サ・マルシュ(1952)』※エメ・バレリとのデュエット

『Domino ドミノ』(1953)

『Les Orgueilleux(誇り高き者たち)』(1955)

『Gelsomina ジェルソミーナ』(1955)

『Java ジャヴァ』(1956)

 

1954年には、パリの名門劇場オランピア の再開記念公演に出演。

1956年には、『Java ジャヴァ』で Académie du Disque (レコード・アカデミー)の賞を受けています。

 

晩年、そして44歳での別れ

1950年代の終わりごろから、活動は少しずつ減っていきます。それでも1960年11月、エメ・バレリとともに、パリのボビノ劇場で最後の連続公演。この年、二人は結婚しました。

1961年には、Léo Marjane レオ・マルジャンヌ が1941年に歌った『Je suis seule ce soir  今夜はひとり』も録音しています。

そして1962年4月、モナコのモンテカルロ で、44歳の若さで亡くなりました。お墓は、ニースのコカード墓地 にあります。

 

『Nuages』とドリール

ドリールを、ひと言でいうなら ―― 戦前から戦後のフランスの街と恋の記憶を、静かな哀愁で歌った歌手。

彼女の歌をたどると、ミュゼット、シャンソン、ジャズ、ダンス音楽、そして戦後のポピュラー音楽へと、20世紀フランスの大衆音楽の変化が見えてきます。

なかでも『Nuages』は、ジャンゴのジャズと、ラリュの言葉と、ドリールの声が出会った特別な一曲。雲のように形を変えながら、時代をこえて残ってきた、静かで美しい別れの歌です。

ドリールの歌声で聴くと、夕暮れのパリの駅の情景が、ふっと目に浮かんでくるでしょう。

 

動画の最後に、この曲が収録されている同名アルバム『Nuages』へのリンクをつけましたので、ぜひお聴きください。

 

 

『Nuages 雲』の動画

 

写真でつづるリュシエンヌ・ドリルの歌声です

ルフランとルフランの間に入る、語るような歌詞を含めて、フルバージョンで歌っているのはドリルだけです。

ギターを弾くジャンゴ・ラインハルトの写真も入っています。

さすがに雑音が入っていて音質は悪いですが、当時の雰囲気が伝わってきます。

Nuages - Lucienne Delyle (1942)

 

 

イヴ・モンタンのカヴァーです

ゆったり歌っている Yves Montand イヴ・モンタンのカヴァー。男性が歌うときのご参考に。

ルフランのあとに間奏が入り、またルフランの後半部分「Un nuage s'étire ~」を繰り返し歌うのみで、語りのようなパートは省略されています。

つぎのローラ・フィジィと、ロ・ポリドロのカヴァーも同様です。

Nuages - Yves Montand  (1942)

 

 

ラテン調のリズムで歌うローラ・フィジィ

ツービートのリズムが効いている、オランダのジャズシンガー Laura Fygi ローラ・フィジィのカヴァーです。

イヴ・モンタン同様に、ルフランを繰り返すのみで、歌詞が省略されています。

Nuages - Laura Fygi (2007)

 

 

柔らかい雰囲気の ロ・ポリドロのカヴァーです

今回初めて知ったフランス人アーティスト、Lo Polidoro ロ・ポリドロと、彼女が率いるバンド Fleur de Paris フルール・ド・パリの演奏です。

イギリスを拠点に、1930年代から1950年代のパリのカフェのロマンと雰囲気を、現代に蘇らせるグループ。

エディット・ピアフ、シャルル・トレネ、リュシエンヌ・ドリールなどの伝説的な歌手たちに敬意を表し、ジャンゴ・ラインハルトのジプシー・ジャズサウンドを融合させた独自のスタイルが特徴です。

Nuages - Lo Polidoro & Fleur de Paris (2012)

 

 

作曲した伝説のジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの演奏です

今もなお、ジャズのスタンダードナンバーとなっている『Nuages』の原点です。

Nuages - Django Reinhardt & Quintette du Hot Club de France (1940)

 

 

ペギー・リーが歌う英語版『It's the Bluest Kind of Blues』です

フランス語版『Nuages』とは、大分趣の異なる内容になっています。

It's the Bluest Kind of Blues - Peggy Lee (Remastered 2000)

 

 

リュシエンヌ・ドリールのアルバム『Nuages』へのリンクです

1946年にリリース。『Nuages』『Come Prima』『Jambalaya』などが収録されています。

Nuages (Full Album) - Lucienne Delyle (1946)

 

 

 

Youtube活用メモ

一緒に歌う場合は、テンポを遅めにしたり、ループ再生にすると便利です。

*画面をクリックすると右下に出る「歯車マーク」をクリックして、「再生速度」を 0.75 か 0.5 に設定しましょう。

*「歯車マーク」の「その他のオプション」(パソコンの場合は右クリック)から「ループ再生」をオンにしましょう。

*Youtubeサイトに移動せずに本サイト上で再生するとCMが入りません。

※すぐ歌われる場合は、こちらをクリックしてください。

 

※本サイト独自の発音表記について

フランス語をできるだけ正しく発音するために、次のことをご確認ください。

 

シャンソニアネット独自のルビ表記と発音について

★「r」は「ら、り、る、れ、ろ」とひらがなの赤字で表記。舌先を下の歯の裏に当てて、喉を震わせて発音します。

★「鼻母音」は「~」を添えて表記。鼻から息を抜きながら発音します。

①「an, em, en, em」は、口を大きく縦に開けた「オ」の形で「ア~」と発音。「オ~」「コ~」「ソ~」「ト~」など青字で表記。「r」につくときは「ろ~」。

②「in, im, ein, ain, un, um」は口を横に開いた「エ」の形で「ア~」と発音。

③「on, om」は、口を丸くすぼめて鼻から「オ~」と発音。

 

⇒ その他の発音など、詳しくは「フランス語発音のポイント」「本サイトのルビについて」「歌う前の準備~歌ってみよう」をご参照ください。

 

リエゾンやアンシェンヌマンについて

単語を続けて発音する「リエゾンやアンシェヌマン」の箇所には下線を引いてあります。歌手により異なる場合もあります。

 

 

『Nuages 雲』フランス語歌詞

単語一つずつではなく、歌のメロディやフレーズに合わせてルビの区切りを入れてあります。

同じ歌手でもアレンジやバージョンによって、また別の歌手が歌う場合なども、歌詞が異なる場合があります。

 

印刷用歌詞 PDF(ルビつき&ルビなし)

印刷する場合はフランス語歌詞(ルビつき&ルビなし)のPDFを下記よりダウンロードしてカラー印刷してください。

⇒『Nuages 雲』歌詞PDF(ルビつき)

⇒『Nuages 雲』歌詞PDF(ルビなし)

 

ルビつきフランス語歌詞

短めにフレーズを区切って表記していますが、スマホの場合は画面を横長にしてスクロールしながらご覧ください。

 

Nuages 雲

 

[Refrain]

Lentement dans le soir

ロ~トゥモ~ ド~ ル スワーる

Le train s'en va

ル トゥら~ ソ~ ヴァ

Sur le quai son mouchoir

スュる ル ケ ソ~ ムゥシュワーる

S'en-fuit déjà

ソ~フュイ デジャ

 

Dans la glace comme un songe

ド~ ラ グラッス コンマ~ ソ~ジュ

Le mur gris de sa maison

ル ミュる グり ドゥ サ メゾ~

Sous le jour qui s'allonge

スゥ ル ジュゥーる キ サロ~ジュ

S'estompe à l'horizon

セスト~パ ロりゾ~

 

Un nuage s'étire

ア~ ニュアージュ セティーる

sur son toit bleu,

スュる ソ~ トゥワ ブルゥ、

En passant il semble dire,

オ~ パソ~ティル ソ~ブル ディーる、

Un triste adieu

ア~ トゥりスタディウ

 

Et tout ce que j'aimais

エ トゥ ス ク ジェメ

Lorsque le train vire

ロるスク ル トゥら~ ヴィーる

Dans un flot de fumée

ド~ザ~ フロ ドゥ フュメ

S'efface à jamais

セファッサ ジャメ

 

Le cœur rempli de fièvre

ル クァーる ろ~プリ ドゥ フィエーヴる

Un jour croyant trouver l'amour

ア~ ジュゥーる クるワイヨ~ トゥるゥヴェ ラムゥーる

On fait un beau rêve

オ~ フェタ~ ボォ れーヴ

 

Mais l'orage emporte votre bonheur

メ ロらージュ オ~ポるトゥ ヴォートゥる ボヌァーる

Le beau roman s'achève

ル ボォ ろモ~ サシェーヴ

Et serrant votre cœur

エ セろ~ ヴォートゥる クァーる

 

[Refrain]

Lentement dans le soir

ロ~トゥモ~ ド~ ル スワーる

Le train s'en va

ル トゥら~ ソ~ ヴァ

Sur le quai son mouchoir

スュる ル ケ ソ~ ムゥシュワーる

S'en-fuit déjà

ソ~フュイ デジャ

 

Dans la glace comme un songe

ド~ ラ グラッス コンマ~ ソ~ジュ

Le mur gris de sa maison

ル ミュる グり ドゥ サ メゾ~

Sous le jour qui s'allonge

スゥ ル ジュゥーる キ サロ~ジュ

S'estompe à l'horizon

セスト~パ ロりゾ~

 

Un nuage s'étire

ア~ ニュアージュ セティーる

sur son toit bleu,

スュる ソ~ トゥワ ブルゥ、

En passant il semble dire,

オ~ パソ~ティル ソ~ブル ディーる、

Un triste adieu

ア~ トゥりスタディウ

 

Et tout ce que j'aimais

エ トゥ ス ク ジェメ

Lorsque le train vire

ロるスク ル トゥら~ ヴィーる

Dans un flot de fumée

ド~ザ~ フロ ドゥ フュメ

S'efface à jamais

セファッサ ジャメ

 

 

フランス語歌詞(ルビなし)

リエゾン、アンシェンヌマンの箇所に下線をつけてあります。

 

Nuages

 

[Refrain]

Lentement dans le soir

Le train s'en va

Sur le quai son mouchoir

S'en-fuit déjà

 

Dans la glace comme un songe

Le mur gris de sa maison

Sous le jour qui s'allonge

S'estompe à l'horizon

 

Un nuage s'étire

sur son toit bleu,

En passant il semble dire,

Un triste adieu

 

Et tout ce que j'aimais

Lorsque le train vire

Dans un flot de fumée

S'efface à jamais

 

Le cœur rempli de fièvre

Un jour croyant trouver l'amour

On fait un beau rêve

 

Mais l'orage emporte votre bonheur

Le beau roman s'achève

Et serrant votre cœur

 

 

[Refrain]

Lentement dans le soir

Le train s'en va

Sur le quai son mouchoir

S'en-fuit déjà

 

Dans la glace comme un songe

Le mur gris de sa maison

Sous le jour qui s'allonge

S'estompe à l'horizon

 

Un nuage s'étire

sur son toit bleu,

En passant il semble dire,

Un triste adieu

 

Et tout ce que j'aimais

Lorsque le train vire

Dans un flot de fumée

S'efface à jamais