ワルツの一拍目
君は、ひとりでほほえんでいる
二拍目で
君は、僕の腕の中
三拍目は
君と愛と僕が三人で踊っている
パリの街もいっしょに拍子をとりながら
Jacques Brel ジャック・ブレルが歌う『La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ』は、パリで生まれた恋を、軽やかなワルツにのせて描いた曲。
三拍子が四拍子になり、
二十歳のワルツ、百年のワルツになる……。
そして、ついに千拍子へのワルツへ。
ぐんぐん加速していくワルツのリズムと、ブレルのエネルギッシュな歌声をお楽しみください。
あらためて、ブレルのくわしいプロフィールもご紹介します。
「La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ」ってどんな曲?
★作詞&作曲 Jacques Brel ジャック・ブレル
★発表年 1959年
★Karafun 収録曲
歌詞はこのような内容です
ワルツの一拍目
君はひとりで微笑んでいる
僕はひとりだけれど、君の姿を見つける
拍子を刻むパリが
二人の胸の高鳴りを感じとって
僕にそっと、そっとささやく
三拍子のワルツは
まだたっぷり時間があって
愛のほうへ寄り道する余裕がある
なんて素敵なんだろう
四拍子のワルツは
少し踊りにくいけれど
三拍子のワルツと同じくらい魅力的
二十歳のワルツは
もっと心を揺さぶるから
さらに魅力的
二十歳のワルツ
百拍子のワルツ
百年のワルツへ
ワルツはパリのどの交差点からも聞こえてくる
春の恋で街が輝きをとりもどす
そして、ついに千拍子のワルツへ
そのワルツは
君が二十歳になり
僕が二十歳になる日を
二十年間も待っていた
恋人たちにたっぷり時間を与えてくれるのは
千拍子のワルツだけ
二人が恋の物語を築く時間を
ワルツの二拍目で
僕たちはもう二人
君は僕の腕の中にいて
いっしょに「1、2、3」と数える
拍子を刻むパリは
僕たちの胸の高鳴りを感じとって
二人のために歌を口ずさむ
ワルツの三拍目では
ついに三人で踊っている
君がいて、愛があって、僕がいる
拍子を刻むパリは
僕たちの胸の高鳴りを感じとって
喜びを思いきり弾けさせる
三拍子のワルツは
愛へと寄り道する
時間の余裕があって素敵
四拍子のワルツは
少し踊りにくいけれど
同じくらい魅力的
街中から聞こえてくるワルツ
春の恋で輝きをとりもどすパリ
二十歳のワルツ
百拍子のワルツ
百年のワルツ
恋物語を築く時間を
与えてくれるのは
心揺さぶる千拍子のワルツ
恋にあふれるパリのワルツです
『La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ』は、ベルギー生まれのシンガーソングライター Jacques Brel ジャック・ブレルを代表する名曲のひとつ。
曲は、優雅な三拍子のワルツで始まります。
少しずつテンポが上がり、言葉もたたみかけるように増えていく。
最後は、めまいがするほど高速の大きな渦に。
歌われているのは、若い二人の恋。
最初はひとりとひとり。つぎに二人。
三人目に登場するのは……なんと "愛" です。
パリの街まで、二人を見守りながら拍子をとってくれる、にぎやかで、かわいらしくて、どこか胸がきゅんと熱くなる。そんなワルツです。
時間と拍子 ...「temps」にひそむ言葉あそび
この歌のカギは、フランス語の temps(タン)という言葉です。意味は「時間」。そして音楽では「拍・拍子」。
「trois temps 三拍子」をベースにして、
→ quatre temps(カートゥル・タン)四拍子
→ vingt ans(ヴァン・タン)二十歳
→ cent temps(サン・タン)百拍子
→ cent ans(サン・タン)百年
→ mille temps(ミル・タン)千拍子
へと、変化していくワルツのリズムと、人生の時間が、いつの間にか重なっていきます。
語尾の "タン" という音の響きが連なりながら、言葉の意味と音がいっしょに転がっていくのも、この歌の楽しさです。
(※ "タン" の発音については、当サイトでは鼻母音を表すために "ト~" と表記しています)
ひとりから二人、そして "三人" へ
歌は3つの場面でできています。
1拍目は、ひとりとひとり。
2拍目は、二人。
3拍目は、三人。
この「三人」とは、君と、僕と、愛。ワルツが三拍子であることと、恋の完成が、ぴたりと重なっています。
"愛" を、もう一人の登場人物にしてしまう、ブレルらしい、粋なアイデアです。
パリは、もうひとりの主人公
この歌では、パリも大切な登場人物。ただの背景ではありません。
拍子をきざみ、二人の胸の高鳴りをはかり、歌を口ずさみ、最後はともに喜びを弾けさせる。
恋する二人を見守る、あたたかい街・パリ。まるで映画のワンシーンのようです。
二十年待ったワルツと、「333」の不思議
「ワルツは二十年、じっと待っていた」という表現も素敵です。二人が二十歳になって出会うまでの長い時間を、ワルツが待っていたなんて、運命のように感じられます。
歌詞には「333回分の時間」という数字も出てきます。1000拍を、3拍ずつ数えると、およそ333回。そんな計算が、隠れているのかもしれません。
もちろん、細かい数字より、「恋人たちには、想像もつかないほど豊かな時間がある」という気持ちを表した言葉として味わいたいところです。
恋は、書くのではなく築くもの
最後の言葉は、bâtir un roman(バティール・アン・ロマン)。
ふつうは物語を「書く」と言うところを、ここでは「bâtir 建てる、築く」という動詞を使っています。
恋の物語は、書くのではなく、二人で少しずつ築いていくもの。千拍子のワルツが与えてくれる長い時間は、そのためのものなのです。
どんどん加速するワルツ! 演じるように歌うブレルの魅力満開
変化する三拍子のリズム
リズムは、ワルツの基本の三拍子ですが、ふつうのワルツとはひと味ちがいます。
最初は優雅にゆったりと、少しずつ勢いを増して、最後はくるくると目が回るような速さに。
タイトルの「千拍子」は、本当に1000拍あるという意味ではなく、「いつまでも続きそうな、止まらないワルツ」というイメージです。
歌う、というより "芝居を演じる"
ブレルの歌は、じっと立ってきれいに歌うタイプではありません。腕を動かし、体をゆらし、表情を変え、声の強さも自由自在に変化。
まるで俳優が、舞台で役を演じるようです。そのため、ブレルの歌は「3分間の小さなお芝居」のようだといわれます。
1960年1月の、テレビ出演の映像も残っています。背景にはオルガンを思わせる飾り。若きブレルが、エネルギッシュに歌っています。
この頃のブレルは、ギターを弾いて歌うスタイルから、体全体で表現する、劇的なステージへと変わっていきました。
曲が速くなるほど、声が熱くなるほど、ブレル自身もワルツに巻きこまれていくように見えます。そこが、この曲の最大の聴きどころです。
ブレルを支えた二人のミュージシャン
ブレルの音楽には、大切な仲間がいました。
編曲家の François Rauber フランソワ・ローベルと、
ピアニストの Gérard Jouannest ジェラール・ジュアネスト。
ローベルは1956年に、ジュアネストは1957年に出会い、ジュアネストは1958年ごろから、ブレルの伴奏者になりました。二人の共作は、なんと35曲。
クラシックを学んだジュアネストの確かな音楽性と、ブレルの、言葉と芝居の才能。この組みあわせが、ドラマチックなブレルのシャンソンを生みました。
ちなみにジュアネストは、ブレルに紹介された Juliette Gréco ジュリエット・グレコのピアニストにもなり、その後結婚しています。
シャンソンを "劇" に変えたジャック・ブレル
ベルギー生まれ。ことばと冒険が大好きな少年
20世紀のフランス語圏を代表するシンガーソングライターの一人、Jacques Brel ジャック・ブレルは、1929年4月8日、Bruxelles ブリュッセル郊外の Schaerbeek スカールベークで、段ボール製造業を営む家に生まれました。
勉強はあまり好きではなかったけれど、詩や物語は大好きで、ベルギーの詩人 Émile Verhaeren エミール・ヴェルハーレンを、愛読していたそうです。
若い頃から、彼の中には "冒険" への憧れがあり、後の人生でも重要なテーマになります。
青年団体「La Franche Cordée ラ・フランシュ・コルデ」で、書く楽しさに目ざめ、のちに妻となる Thérèse Michielsen テレーズ・ミシェルセン(愛称 Miche ミッシュ)とも出会います。
1953年、歌手をめざしてパリへ
1953年、初めてレコードを録音。パリのキャバレーで歌いはじめ、シャンソン界の大物 Jacques Canetti ジャック・カネッティと出会います。
でも、最初から順調だったわけではありません。家族には夢を理解されず、パリでも、すぐには人気が出ませんでした。
1954年、最初のアルバム『Grand Jacques グラン・ジャック』を録音。
1956年に録音した『Quand on n'a que l'amour 愛しかない時』が大ヒットし、
1957年には Prix Charles Cros シャルル・クロ賞を受賞します。
1959年、名曲が生まれた年
この年、ブレルは大切な2曲を録音します。
『Ne me quitte pas 行かないで』は、愛する人に「行かないで」と訴える、切ない歌。
そして、『La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ』は、華やかでリズミカルな、心うきうきするワルツ。
同じ人が歌ったとは思えないほど、表情がちがいます。その幅の広さも、ブレルの魅力です。
故郷ベルギーを愛し、人間の弱さや様々な愛のかたちを歌ったブレル
ブレルは、ベルギー人としてのアイデンティティを大切にしていました。
1962年の代表作 『Le Plat Pays ラ・プラ・ペイ』(平野の国)は、故郷ベルギーの風景を歌った曲。
『Marieke マリエケ』、『Les Flamandes レ・フラマンド』など、フランドルを感じさせる曲もあります。
ブレルが得意だったのは、人間の弱さや矛盾を描くこと。
『Les Vieux 老夫婦』では、老いと時間
『Jef ジェフ』では、男同士の友情
『Amsterdam アムステルダム』では、港町と船乗り
『Ces gens-là あの人たち』では、家族と社会
『La Chanson des vieux amants 懐かしき恋人たちの歌』では、長い年月を経た恋人たち
など数々の名曲で、善人か悪人か単純には分けられないような、弱さも、嫉妬も、孤独も含めて、人の生き方をありのままに描き出しました。
ブレルの描く愛は、美しく完璧なものではなく、情熱的で、同時に、苦しく、傷つきやすいもの。
若い恋の輝きだけでなく、『La Chanson des vieux amants』のように、時間の中で積み重なった傷や、深い思いを描いています。
その考え方は、この『La Valse à Mille Temps』の最後に出てくる、「恋は、二人で時間をかけて築いていく物語」という言葉にもつながります。
人気絶頂で、ステージを去る
1962年には、ふるさとを歌った『Le Plat Pays 平野の国』を録音。Olympia オランピアや Bobino ボビノなど、パリの大きな劇場でも活躍し、フランス語圏を代表する大スターになりました。
ところが1966年、ブレルは「コンサートをやめる」と発表します。1967年5月、Roubaix ルーベで最後のステージに立ちました。
人気の頂点で、自分から舞台をおりる。「成功したから、ここにいよう」ではなく、「次の冒険へ行こう」。ブレルらしい決断でした。
映画、そして海へ
ステージを去ったあとは、映画の世界へ。俳優として出演し、監督作品も2本あります。『Franz フランツ』と『Le Far West ル・ファー・ウェスト』です。
1968年には、ミュージカル『L'Homme de la Mancha ラ・マンチャの男』のフランス語版をつくり、夢を追う Don Quichotte ドン・キホーテを演じました。
1974年には、ヨット「Askoy II アスコイ二世号」で、Anvers アントワープを出発。太平洋をわたり、1976年、Les Marquises マルキーズ諸島の Hiva Oa ヒバ・オア島で暮らしはじめます。
1977年、パリで最後のアルバム『Les Marquises マルキーズ諸島』を録音。若い頃の激しさとは少しちがう、長い旅をふり返るような静けさがある作品です。
1978年、49歳の若さで永眠します
1978年10月9日、ブレルは49歳で世を去ります。
お墓は、本人の希望どおり、ヒバ・オア島に。
すぐ近くには、同じ島を愛した画家 Paul Gauguin ポール・ゴーギャンが眠っています。
「千拍子のワルツ」とブレルの人生
ブレルの歌には、いつも "時間" が流れています。愛も、老いも、旅も、時間の中で少しずつ形になっていく。
「恋は、二人で築く物語」と歌ったこの曲は、ブレル自身の人生にもどこか似ています。
歌から舞台へ、映画へ、海へ、そして遠い島へ。ブレルもまた、自分の人生という物語を、新しい場所へ進みながら築いた人でした。
三拍子の小さなワルツが、徐々にスピートアップして、いつの間にか人生そのものを巻きこむ大きな渦になる。
ぜひ、加速していくブレルのエネルギッシュな歌声に、身をまかせてみてください。
「La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ」の動画
歌の世界を表現した楽しいクリップ動画です
ジャック・ブレルのドラマティックな歌声をバックに、パリの街中で老若男女が、見つめあいながらワルツを踊っている風景がつぎつぎと展開。
見ているこちらまで幸せな気分になります。
La Valse à Mille Temps - Jacques Brel (1959, Clip Official in 2023)
ブレルの貴重なライヴ動画です
歌を演じるアーティスト、魅力あふれるジャック・ブレルの真骨頂を堪能できます。
La Valse à Mille Temps - Jacques Brel
ルネ・ルバスのカヴァーです
第2次世界大戦をはさんだ時期に活躍した歌手 Renée Lebas ルネ・ルバスが、ブレルが発表した1959年にカヴァーして歌っています。戦後はプロデューサーとしても活躍したアーティストです。
女性が歌うときの参考に。
La Valse à Mille Temps - Renée Lebas (1959)
若い世代にも歌いつがれる名曲
オーディション番組「ザ・ヴォイス」シーズン8 で歌う Arezki アレズキの、若さが爆発するパフォーマンス。
2番と3番を省略して、ルフランを2回つづけて歌うショートバージョンです。
La Valse à Mille Temps - Arezki (2019)
Youtube活用メモ
一緒に歌う場合は、テンポを遅めにしたり、ループ再生にすると便利です。
*画面をクリックすると右下に出る「歯車マーク」をクリックして、「再生速度」を 0.75 か 0.5 に設定しましょう。
*「歯車マーク」の「その他のオプション」(パソコンの場合は右クリック)から「ループ再生」をオンにしましょう。
*Youtubeサイトに移動せずに本サイト上で再生するとCMが入りません。
※すぐ歌われる場合は、こちらをクリックしてください。
本サイト独自の発音表記について
フランス語をできるだけ正しく発音するために、次のことをご確認ください。
シャンソニアネット独自のルビ表記と発音について
★「r」は「ら、り、る、れ、ろ」とひらがなの赤字で表記。舌先を下の歯の裏に当てて、喉を震わせて発音します。
★「鼻母音」は「~」を添えて表記。鼻から息を抜きながら発音します。
①「an, em, en, em」は、口を大きく縦に開けた「オ」の形で「ア~」と発音。「オ~」「コ~」「ソ~」「ト~」など青字で表記。「r」につくときは「ろ~」。
②「in, im, ein, ain, un, um」は口を横に開いた「エ」の形で「ア~」と発音。
③「on, om」は、口を丸くすぼめて鼻から「オ~」と発音。
⇒ その他の発音など、詳しくは「フランス語発音のポイント」「本サイトのルビについて」「歌う前の準備~歌ってみよう」をご参照ください。
リエゾンやアンシェンヌマンについて
単語を続けて発音する「リエゾンやアンシェヌマン」の箇所には下線を引いてあります。歌手により異なる場合もあります。
「La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ」フランス語歌詞
単語一つずつではなく、歌のメロディやフレーズに合わせてルビの区切りを入れてあります。
同じ歌手でもアレンジやバージョンによって、また別の歌手が歌う場合なども、歌詞が異なる場合があります。
発音・歌い方のポイント
長いルフラン部分が3回繰り返されるので、テンポがゆったりしている1回目でしっかりと発音して慣れましょう。
徐々に速くなる2回目、さらに超高速になる3回目のルフランは、ひたすら繰り返し練習あるのみです。
これがこの曲の醍醐味ですので、がんばってくださいね。
印刷用歌詞 PDF(ルビつき&ルビなし)
印刷する場合はフランス語歌詞(ルビつき&ルビなし)のPDFを下記よりダウンロードしてカラー印刷してください。
⇒「La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ」歌詞PDF(ルビつき)
⇒「La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ」歌詞PDF(ルビなし)
ルビつきフランス語歌詞
短めにフレーズを区切って表記していますが、スマホの場合は画面を横長にしてスクロールしながらご覧ください。
「La Valse à Mille Temps 千拍子のワルツ」
[1]
Au premier temps de la valse
オ プるミエ ト~ ドゥ ラ ヴァルス
Toute seule tu souris déjà
トゥトゥ セゥル テュ スゥり デジャ
Au premier temps de la valse
オ プるミエ ト~ ドゥ ラ ヴァルス
Je suis seul, mais je t'aperçois
ジュ スュイ セゥル、メ ジュ タペるスワ
Et Paris qui bat la mesure
エ パり キ バ ラ ムズューる
Paris qui mesure notre émoi
パり キ ムズューる ノートゥれムワ
Et Paris qui bat la mesure
エ パり キ バ ラ ムズューる
Me murmure murmure tout bas
ム ミュるミューる ミュるミューる トゥ バ
[Refrain]
Une valse à trois temps
ユヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Qui s'offre encore le temps
キ ソフろ~コーる ル ト~
Qui s'offre encore le temps
キ ソフろ~コーる ル ト~
De s'offrir des détours
ドゥ ソフりーる デ デトゥーる
Du côté de l'amour
デュ コテ ドゥ ラムゥーる
Comme c'est charmant
コンム セ シャるモ~
Une valse à quatre temps
ユヌ ヴァルサ カートゥる ト~
C'est beaucoup moins dansant
セ ボォクゥ ムワ~ ド~ソ~
C'est beaucoup moins dansant
セ ボォクゥ ムワ~ ド~ソ~
Mais tout aussi charmant
メ トゥトォスィ シャるモ~
Qu'une valse à trois temps
キュヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Une valse à quatre temps
ユヌ ヴァルサ カートゥる ト~
Une valse à vingt ans
ユヌ ヴァルサ ヴァ~ト~
C'est beaucoup plus troublant
セ ボォクゥ プリュ トゥるゥブロ~
C'est beaucoup plus troublant
セ ボォクゥ プリュ トゥるゥブロ~
Mais beaucoup plus charmant
メ ボォクゥ プリュ シャるモ~
Qu'une valse à trois temps
キュヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Une valse à vingt ans
ユヌ ヴァルサ ヴァ~ト~
Une valse à cent temps
ユヌ ヴァルサ ソ~ ト~
Une valse à cent ans
ユヌ ヴァルサ ソ~ト~
Une valse ça s'entend
ユヌ ヴァルス サ ソ~ト~
A chaque carrefour
ア シャク カるフゥーる
Dans Paris que l'amour
ド~ パり ク ラムゥーる
Rafraîchit au printemps
らフれーシトォ プら~ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse a mis l'temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
De patienter vingt ans
ドゥ パスィオ~テ ヴァ~ト~
Pour que tu aies vingt ans
プゥる ク テュ エ ヴァ~ト~
Et pour que j'aie vingt ans
エ プゥる ク ジェ ヴァ~ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Offre seule aux amants
オフる セゥロォザモ~
Trois cent trente-trois fois l'temps
トゥるワ ソ~ トゥろ~トゥトゥるワ フワ ルト~
De bâtir un roman
ドゥ バティーら~ ろモ~
[2]
Au deuxième temps de la valse
オ ドゥズィエーム ト~ ドゥ ラ ヴァルス
On est deux, tu es dans mes bras
オ~ネ ドゥ、テュ エ ド~ メ ブら
Au deuxième temps de la valse
オ ドゥズィエーム ト~ ドゥ ラ ヴァルス
Nous comptons tous les deux : une deux trois
ヌゥ コ~ト~ トゥ レ ドゥ:ユヌ ドゥ トゥるワ
Et Paris qui bat la mesure
エ パり キ バ ラ ムズューる
Paris qui mesure notre émoi
パり キ ムズューる ノートゥれムワ
Et Paris qui bat la mesure
エ パり キ バ ラ ムズューる
Nous fredonne, fredonne déjà
ヌゥ フるドンヌ、フるドンヌ デジャ
[Refrain]
Une valse à trois temps
ユヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Qui s'offre encore le temps
キ ソフろ~コーる ル ト~
Qui s'offre encore le temps
キ ソフろ~コーる ル ト~
De s'offrir des détours
ドゥ ソフりーる デ デトゥーる
Du côté de l'amour
デュ コテ ドゥ ラムゥーる
Comme c'est charmant
コンム セ シャるモ~
Une valse à quatre temps
ユヌ ヴァルサ カートゥる ト~
C'est beaucoup moins dansant
セ ボォクゥ ムワ~ ド~ソ~
C'est beaucoup moins dansant
セ ボォクゥ ムワ~ ド~ソ~
Mais tout aussi charmant
メ トゥトォスィ シャるモ~
Qu'une valse à trois temps
キュヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Une valse à quatre temps
ユヌ ヴァルサ カートゥる ト~
Une valse à vingt ans
ユヌ ヴァルサ ヴァ~ト~
C'est beaucoup plus troublant
セ ボォクゥ プリュ トゥるゥブロ~
C'est beaucoup plus troublant
セ ボォクゥ プリュ トゥるゥブロ~
Mais beaucoup plus charmant
メ ボォクゥ プリュ シャるモ~
Qu'une valse à trois temps
キュヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Une valse à vingt ans
ユヌ ヴァルサ ヴァ~ト~
Une valse à cent temps
ユヌ ヴァルサ ソ~ ト~
Une valse à cent ans
ユヌ ヴァルサ ソ~ト~
Une valse ça s'entend
ユヌ ヴァルス サ ソ~ト~
A chaque carrefour
ア シャク カるフゥーる
Dans Paris que l'amour
ド~ パり ク ラムゥーる
Rafraîchit au printemps
らフれーシトォ プら~ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse a mis l'temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
De patienter vingt ans
ドゥ パスィオ~テ ヴァ~ト~
Pour que tu aies vingt ans
プゥる ク テュ エ ヴァ~ト~
Et pour que j'aie vingt ans
エ プゥる ク ジェ ヴァ~ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Offre seule aux amants
オフる セゥロォザモ~
Trois cent trente-trois fois l'temps
トゥるワ ソ~ トゥろ~トゥトゥるワ フワ ルト~
De bâtir un roman
ドゥ バティーら~ ろモ~
[3]
Au troisième temps de la valse
オ トゥるワズィエーム ト~ ドゥ ラ ヴァルス
Nous valsons enfin tous les trois
ヌゥ ヴァルソ~ オ~ファ~ トゥ レ トゥるワ
Au troisième temps de la valse
オ トゥるワズィエーム ト~ ドゥ ラ ヴァルス
Il y a toi, y a l'amour et y a moi
イリ ア トゥワ、イ ア ラムゥーる エ イ ア ムワ
Et Paris qui bat la mesure
エ パり キ バ ラ ムズューる
Paris qui mesure notre émoi
パり キ ムズューる ノートゥれムワ
Et Paris qui bat la mesure
エ パり キ バ ラ ムズューる
Laisse enfin éclater sa joie
レッソ~ファ~ ネクラテ サ ジュワ
[Refrain]
Une valse à trois temps
ユヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Qui s'offre encore le temps
キ ソフろ~コーる ル ト~
Qui s'offre encore le temps
キ ソフろ~コーる ル ト~
De s'offrir des détours
ドゥ ソフりーる デ デトゥーる
Du côté de l'amour
デュ コテ ドゥ ラムゥーる
Comme c'est charmant
コンム セ シャるモ~
Une valse à quatre temps
ユヌ ヴァルサ カートゥる ト~
C'est beaucoup moins dansant
セ ボォクゥ ムワ~ ド~ソ~
C'est beaucoup moins dansant
セ ボォクゥ ムワ~ ド~ソ~
Mais tout aussi charmant
メ トゥトォスィ シャるモ~
Qu'une valse à trois temps
キュヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Une valse à quatre temps
ユヌ ヴァルサ カートゥる ト~
Une valse à vingt ans
ユヌ ヴァルサ ヴァ~ト~
C'est beaucoup plus troublant
セ ボォクゥ プリュ トゥるゥブロ~
C'est beaucoup plus troublant
セ ボォクゥ プリュ トゥるゥブロ~
Mais beaucoup plus charmant
メ ボォクゥ プリュ シャるモ~
Qu'une valse à trois temps
キュヌ ヴァルサ トゥるワ ト~
Une valse à vingt ans
ユヌ ヴァルサ ヴァ~ト~
Une valse à cent temps
ユヌ ヴァルサ ソ~ ト~
Une valse à cent ans
ユヌ ヴァルサ ソ~ト~
Une valse ça s'entend
ユヌ ヴァルス サ ソ~ト~
A chaque carrefour
ア シャク カるフゥーる
Dans Paris que l'amour
ド~ パり ク ラムゥーる
Rafraîchit au printemps
らフれーシトォ プら~ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse a mis l'temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
De patienter vingt ans
ドゥ パスィオ~テ ヴァ~ト~
Pour que tu aies vingt ans
プゥる ク テュ エ ヴァ~ト~
Et pour que j'aie vingt ans
エ プゥる ク ジェ ヴァ~ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Une valse à mille temps
ユヌ ヴァルサ ミル ト~
Offre seule aux amants
オフる セゥロォザモ~
Trois cent trente-trois fois l'temps
トゥるワ ソ~ トゥろ~トゥトゥるワ フワ ルト~
De bâtir un roman
ドゥ バティーら~ ろモ~
Lalala la lalala...
ラララ ラ ラララ...
フランス語歌詞(ルビなし)
リエゾン、アンシェンヌマンの箇所に下線をつけてあります。
"La Valse à Mille Temps"
[1]
Au premier temps de la valse
Toute seule tu souris déjà
Au premier temps de la valse
Je suis seul, mais je t'aperçois
Et Paris qui bat la mesure
Paris qui mesure notre émoi
Et Paris qui bat la mesure
Me murmure murmure tout bas
[Refrain]
Une valse à trois temps
Qui s'offre encore le temps
Qui s'offre encore le temps
De s'offrir des détours
Du côté de l'amour
Comme c'est charmant
Une valse à quatre temps
C'est beaucoup moins dansant
C'est beaucoup moins dansant
Mais tout aussi charmant
Qu'une valse à trois temps
Une valse à quatre temps
Une valse à vingt ans
C'est beaucoup plus troublant
C'est beaucoup plus troublant
Mais beaucoup plus charmant
Qu'une valse à trois temps
Une valse à vingt ans
Une valse à cent temps
Une valse à cent ans
Une valse ça s'entend
A chaque carrefour
Dans Paris que l'amour
Rafraîchit au printemps
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Une valse a mis l'temps
De patienter vingt ans
Pour que tu aies vingt ans
Et pour que j'aie vingt ans
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Offre seule aux amants
Trois cent trente-trois fois l'temps
De bâtir un roman
[2]
Au deuxième temps de la valse
On est deux, tu es dans mes bras
Au deuxième temps de la valse
Nous comptons tous les deux : une deux trois
Et Paris qui bat la mesure
Paris qui mesure notre émoi
Et Paris qui bat la mesure
Nous fredonne, fredonne déjà
[Refrain]
Une valse à trois temps
Qui s'offre encore le temps
Qui s'offre encore le temps
De s'offrir des détours
Du côté de l'amour
Comme c'est charmant
Une valse à quatre temps
C'est beaucoup moins dansant
C'est beaucoup moins dansant
Mais tout aussi charmant
Qu'une valse à trois temps
Une valse à quatre temps
Une valse à vingt ans
C'est beaucoup plus troublant
C'est beaucoup plus troublant
Mais beaucoup plus charmant
Qu'une valse à trois temps
Une valse à vingt ans
Une valse à cent temps
Une valse à cent ans
Une valse ça s'entend
A chaque carrefour
Dans Paris que l'amour
Rafraîchit au printemps
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Une valse a mis l'temps
De patienter vingt ans
Pour que tu aies vingt ans
Et pour que j'aie vingt ans
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Offre seule aux amants
Trois cent trente-trois fois l'temps
De bâtir un roman
[3]
Au troisième temps de la valse
Nous valsons enfin tous les trois
Au troisième temps de la valse
Il y a toi, y a l'amour et y a moi
Et Paris qui bat la mesure
Paris qui mesure notre émoi
Et Paris qui bat la mesure
Laisse enfin éclater sa joie
[Refrain]
Une valse à trois temps
Qui s'offre encore le temps
Qui s'offre encore le temps
De s'offrir des détours
Du côté de l'amour
Comme c'est charmant
Une valse à quatre temps
C'est beaucoup moins dansant
C'est beaucoup moins dansant
Mais tout aussi charmant
Qu'une valse à trois temps
Une valse à quatre temps
Une valse à vingt ans
C'est beaucoup plus troublant
C'est beaucoup plus troublant
Mais beaucoup plus charmant
Qu'une valse à trois temps
Une valse à vingt ans
Une valse à cent temps
Une valse à cent ans
Une valse ça s'entend
A chaque carrefour
Dans Paris que l'amour
Rafraîchit au printemps
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Une valse a mis l'temps
De patienter vingt ans
Pour que tu aies vingt ans
Et pour que j'aie vingt ans
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Une valse à mille temps
Offre seule aux amants
Trois cent trente-trois fois l'temps
De bâtir un roman
Lalala la lalala...